便所コウロギと油虫2017年03月05日 08時35分39秒

カマドウマ
何のことか分かりますか。清潔になった今のトイレでは見かけないので、若い人は知らない人もいるでしょうね。俗称・便所コウロギ=カマドウマのことです。
また、俗称・油虫(アブラムシ)=ゴキブリは誰でも知っていますね。
何故、こんな話題か、と思いますよね。今朝、NHKの「さわやか自然百景 富士山溶岩の森」でカマドウマが出たのです。私にとっては懐かしい昆虫でした。昔の臭い和式トイレなどに良くいたのです。個室のトイレにいる間は飛び跳ねるカマドウマから逃げることもできず、必死に払ったものでした。
このカマドウマ、那須の標高1000mの山小屋にも必ず出るのです。家賃も払わずに無断で私と同居しているようなものです。(笑) 
ひと冬越えて山小屋に行くと必ずカマドウマの死骸が落ちていますから、まずは最初に掃除をしないとなりません。どこかに隙間があるのでしょうね。そこから入ってくるようです。
ところで、俗称・便所コウロギと名付けられ嫌がられたカマドウマは、カマドウマの名誉のために書きますが害虫ではないのです。
招かざる客ではありますが、もうすぐカマドウマに会いに行くことになるでしょう。(笑)
それに引き換え、油虫=ゴキブリは害虫です。どういう分けか、山小屋でゴキブリはほとんど見たことがありません。標高の高い寒い所には住めないのでしょうね。これはこれで良かったと思います。

良く持ったものだ2017年01月17日 11時26分20秒

予算が少なかったので安普請の山小屋ですが、補修にあたり色々と調べていると「良くこんな安普請で持ちこたえたものだ」と感心するところがありますね。
冬には激しい那須おろしとマイナス10℃以下にもなる那須高原。基礎の凍結深度が深くなり、基礎はそれより深く掘り下げないとなりません。山小屋本体の基礎はしっかり掘り下げているのですが、ウッドデッキの基礎は基礎らしいものはなく、斜面の土地の上にコンクリート板を置き、それの上に束石を置いただけ。その上に組み立てられているのです。
しかし、こんな物でもしっかりと組み立てられており、風雨に打たれ部分的に腐食しているにもかかわらず25年間も耐えてくれました。また25年間、土地の凍結によるウッドデッキの浮き上がりなどは全くありませんでした。
今回の補修工事は雨漏りによる腐食防止やウッドデッキも腐ってきたので新規に作り直すのですが、いずれにしても25年間も良く持ちこたえたものだと感じています。
ウッドデッキの基礎については、個人で基礎を深く掘り下げるのは難しいので、凍結の浮き上がり調整ができるような構造にしようと考えています。
建物で一番注意することは防水ですね。木造の場合、雨漏りは家の内部構造を腐らせます。基礎も大事ですが、自分でもできる雨漏り防止も大事ですね。
これって、RCやALC構造の建物も同じですよ。家を長持ちさせる秘訣は、まず防水が一番でしょうね。

大したものだね2017年01月13日 18時17分22秒

今は外も寒くて何も出来ないのです。お囃子の練習は室内で出来るのだけれど、やる気が起きないのです。困ったものだ。😓
今やっているのは3月から始める山小屋補修工事の下調べですね。DIYによる工事は30年以上も前から興味のあることなのです。今日も工事のテキストとなるDVDをずっと見ていましたよ。関連図書は30年前に買った本を参考にしているのです。
DVDは素人の方が製作販売しているものですが、どうしてどうして内容はセミプロ級のものなのです。素人向けのテキストとして販売していますが、素人が考える疑問にも良く答えているので、とても理解し易いのです。このDVDは那須へ必携ですね。😋
そうそう、外壁、ウッドデッキ以外に、山小屋に横付けして物置も作ることにしましたよ。これは2×4タイプですよ。😅

やはり、現場に行かないとアイデアが出て来ない2017年01月11日 18時50分53秒

今、山小屋の改修について写真を見ながらイメージしているのです。改修工事は特殊なものでは無く、浅草でも行っている程度のものです。参考にしたいと思い、浅草周辺で同じような工事をしている現場を探しているのですが、なかなか工事現場が見つかりません。資料を見て改修方法を覚えるのと、実際に現場を見て覚えるのとでは全く違いますからね。
3月になったら事前準備のため何回も山小屋へ足を運ばないといけませんね。
そうそう、那須の標高1000mは雪が積もっているか、アイスバーンになっているのです。山の中であり坂でタイヤもスリップし、崖へ向かって進んで行くのです。ブレーキを掛ければ、あの世への片道切符です。浅草生まれの私には到底運転はできません。
3月になり、フキノトウが顔を出す頃に行きたいと思います。(^。^)

いよいよ3月スタート2017年01月07日 09時08分10秒

いよいよ4月から那須の山小屋補修工事を始めます。ということは3月には外壁などの資材を現地に運び入れないといけないのです。資材の保管場所など受け入れの準備もしなくてはならないので、実質的には3月からスタートということになりますね。
その準備のなかでも、今一番気にしながら調べているのは足場の組み立て方です。補修のための足場が安全でないと安心して作業ができません。特に崖ではないのですが、高さ4~5mくらいの急斜面に面している部分もあるので、そこにどのように安全な足場を組むことができるか、いろいろと調べているのです。
また、足場に使う資材は主に鉄パイプとなりますが、屋根や外壁補修後はその鉄パイプを再利用して星見台(展望台)を作る予定なので、鉄パイプも無駄が出ないように足場で作業の安全が守られる最小限の本数にしたいと考えているのです。
一番考えなくてはならないことは、どうしても安全な足場の組み立て方になりますね。ほとんど誰も通らない山の中、一人で事故を起こしてもすぐには助けは来ません。屋根や外壁補修、ウッドデッキ製作などは二の次の問題ですね。足場がしっかり出来れば、半分は終了したと同じだと思いますよ。(笑)