大国アメリカは許される現実2018年12月11日 15時59分34秒

皆さんもご承知のとおり、秘密子会社を通じて対イラン制裁に違反する取引を行って金融機関に虚偽の申告をしたため、カナダで中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)が逮捕されました。真相は分かりませんが。

その後、アメリカは西側同盟諸国へファーウェイとの取引を禁止するように呼びかけ、違反した国には同盟国と言えども制裁を科すと言っています。
これは各国に普及したファーウェイの携帯電話が、中国の極秘の指示の下でコントロールされ、機密が盗まれることを危惧したものです。
これはIT技術が進んだ現在、当たり前のこととされています。

ただ、昨年だったでしょうか、アメリカは西側同盟諸国の要人の電話盗聴をしていた事実が判明しました。
日本もヨーロッパ諸国もアメリカへ抗議したものでした。
しかし、この話はいつしか不問に付され、今は逆にアメリカは同じことを中国にファーウェイをいいことに抗議をしているのです。
大国というのは、こんなにも自分勝手なのです。

また、中国は携帯電話レベルの話ですが、アメリカは戦闘機などの武器にそのような機能を極秘裏に組み込んでいるという話は良く聞きます。アメリカは武器に制御ソフトを組み込み、各国に売りつけているのです。
アメリカに背いた場合、アメリカから日本が買った武器が日本に向けられる可能性は否定できないのです。
これが現実のようです。
そのようなことが起きないようにしたいですね。