昨日、帰ってきました2017年04月14日 14時32分25秒

昨日、奈良・吉野山から帰ってきました。京都の桜を見た後、昨日、吉野山に向かい山一面の桜を見てきました。下千本から中千本の桜を見ましたが、平日にもかかわらず観光客が非常に多かったですね。休日にはもっと多くなるとのことでした。浅草の仲見世が吉野山の中に現れたような人混みでしたよ。天気が回復し、良かったですからね。吉野山の桜については、皆さん良くご存じなので説明は省きます。写真だけ載せますね。
吉野山の桜1

吉野山の桜2

吉野山の桜3

吉野山の桜4

それとは別に京都を巡っている途中、5月の葵祭の上賀茂神社にも行ったのです。
上賀茂神社
写真のとおり式年遷宮を終えたばかりのようです。私も疑問に思ったのですが、バスガイドさんが上賀茂神社の禰宜から聞いた話として次のようなことを話していました。式年遷宮と書いてありますが、神様を遷座する新しい建物が無いのです。伊勢神宮のように建物を新しく建ててはいないのです。上賀茂神社のホームページを見ると、ほとんどが国宝や重要文化財や世界遺産なので建て替えることが出来ないと書いてありました。新しく建物を建て替えることなく、神様を遷座することで上賀茂神社は遷宮と言っているとのことでした。
これも1つの理由でしょう。ところが禰宜の話によれば、建て替えることができたとしても、21年毎に莫大な費用が掛かる建替えは出来ないということも大きな理由としてあるようです。
もう一つの下鴨神社。この神社は境内の中に賃貸マンションを建てることになり、地域住民から反対の声が上がりました。しかし、神社経営はこれほど苦しくなっているのです。京都の上賀茂神社は超有名ですが、その神社でも経営は大変なことなのです。これは全国どの神社や寺でも同じでしょう。
20年毎に式年遷宮を行っている伊勢神宮。今回の総費用は550億円と聞いています。これだけの費用を20年毎に集める伊勢神宮の力は凄いの一言です。
ただ費用も大変ですが、これからの問題として檜の大木を確保することもこれからは大変でしょう。木は数百年の年月をかけて大木になるのですからね。
6年毎に行う長野の御柱祭。すでに影響が出ているようです。大木の確保ができにくくなってきているのです。