「観音裏の住民」のひとりごと

今や浅草は日本の代表的な観光地となりましたね。PRなんかしなくてもマスコミが取り上げてくれるおかげで観光客は来るようになりました。前にもあったのですが、浅草寺の横にあり目と鼻の先の場所にあった新規オープンのお土産兼食堂の店が1年あまりで閉店してしまいました。浅草寺から近くてもあまり人が通らない隣にはラブホテルのある場所だったのです。ずっと観察していましたが、浅草最大イベントの三社祭の時でさえ閑古鳥が鳴いていましたね。私の予想どおり1年で閉店となりました。
昨日、用事でロックを歩いていたら、また新規のチェーン店らしい薬局がオープンしていました。店に客が入っている様子もなく、男の店員さんが外でチラシを配っていましたよ。場所はロックにあるJRAの横の店。JRAあたりが混むのは競馬のある土・日しかありません。それも昔より良くなったかもしれませんが、山谷方面から来る人ばかりです。その人たちが一週間に一度、JRAで馬券を買うことはあっても、わざわざ薬を買うことがあると思いますか？　つくづくこの薬屋も1年余りで閉店かな、と思いましたよ。
皆さん浅草というと何か勘違いしているようで、どこでも人で混んではいないのですよ。混んでいる仲見世は眠っていても儲かるでしょうが、近くでもほとんど人通りの少ない場所もあるのですね。マーケットリサーチをしないで出店するのでしょうかね。それこそJRAの馬券(賭け)ですよね。（笑）