楽しかった30年 ― 2022年03月18日 16時15分21秒
3月に入り、ゆっくりと構えていた確定申告を、「そろそろやろうかな」と考えていたところ、急にジモティーに載せていた山小屋売却の話が進み始めました。
購入希望者が現れたのです。
それも積雪もあり外観しか見られず、結局は山小屋の中も見られないにもかかわらず、早く購入したいという人が現れたのです。
これまでも何人も購入希望者はいましたが、全てが不成立でした。
今までも不動産会社へ依頼したこともありますが、広告費用ばかり取られ全く購入希望者はいませんでした。
何か、不動産売却方法というか、広告の方法は専門の不動産会社よりは、ジモティーのような無料でもネットを使える販売方法の方が主流になりつつあると、実体験をして感じました。
今回の購入希望者もジモティーで山小屋を探していたとのことで、ジモティーを通して売買の出会いがあったと感じています。
購入希望者は、私が2倍の広いスペースで改築したウッドデッキに魅力を感じたとのことで、それだけで山小屋室内も見ずに購入を決めたと話していました。
山小屋だけでなく、室内の電化製品から山で使うエンジンチェンソーや電動工具、古くなった口径25cmの天体望遠鏡など一切をつけたままの売却ですが、山小屋の魅力をどこに感じるかは人それぞれと思いました。
また、山小屋室内については購入希望者は見ていませんが、私の説明と私の作った資料で理解していただいたことも、ありがたかったことでした。
急に入ってきた仕事というのは、今月中には使用したいと言う購入希望者へ山小屋売却のための資料や契約書作成等々で忙しかったのです。
昨日、契約も終わり、代金が入金すれば引渡しをし、購入者は使用することができます。
3月中には使用できる目途が付きました。
後は4月に所有権移転登記をすれば、全て完了です。
那須高原の山小屋では30年間楽しみました。
同じように自然の好きな購入者が現れたことも幸いでした。
本当に自然を楽しめた30年でした。
那須高原の山小屋兼天体観測所、ありがとう。
さて、次の山小屋は何処に買うかな。(笑)
いよいよ那須天体観測所の出番だ !! ― 2022年01月09日 10時16分01秒
昨年12月のレナード彗星は那須天体観測所(山小屋)へも行けず、大光害である浅草では見ることはできませんでしたが、私の山小屋を開けに行く5月に合わせてパンスターズ彗星が地球に最接近することが分かりました。
星図は5月1日 19時30分の彗星の位置ですが、太陽が沈む西北西の低いところにパンスターズ彗星が見える予定です。
ちょうど近くには水星とスバル(プレアデス星団)があるので分かりやすいでしょう。
目印としてのスバル(プレアデス星団)は、浅草でも肉眼で見えます。
だからと言って、浅草ではパンスターズ彗星は見えません。
浅草は夜空が明るすぎますからね。
彗星の予報光度は4.9等級、地上高度は約7度です。
つまり、水平線か地平線が見える場所でないと見ることは困難です。
当たり前ですが、夜空も澄んで光害が無いことが条件です。
5月1日と言えば、ゴールデンウィーク中で外も暖かくなってきた頃です。
子供たちも含めて観測には向いています。
ただ、春なので雲が多く、雨が降るかもしれません。
気象条件が観測のネックとなりそうです。
私はこの頃、冬から目覚めた山小屋(那須天体観測所)を開けに行くと共に、パンスターズ彗星も観測します。
冬眠していた天体望遠鏡の整備を含めて、少し早い4月最終週には那須天体観測所へ向かいたいと思います。
久しぶりの彗星観測、大いに期待したいですね。(笑)
今、彗星が地球に近づいています ― 2021年11月29日 09時42分19秒
まず、彗星の紹介です。
「年末に肉眼で見える星になるレナード彗星
レナード彗星(C/2021 A1; Leonard)は2021年1月3日、米・レモン山天文台のGregory J. Leonardによって発見されました。発見時の光度は19等級で、太陽から約5天文単位(7.5億km)の距離にありました。
レオナード彗星の特徴は、その驚異的な速度の約70 km/sです。昨年のネオワイズ彗星よりも6km/s速く移動しています。このような速度のため、地球から観測すると、空の彗星の位置は毎日変化します。
彗星(C/2021 A1)は双曲線軌道を持っています。
つまり、太陽系を一度だけ横切ってから、私たちから遠く離れて、二度と戻ってこないということです。したがって、この彗星を見るチャンスは1回だけです。
このレナード彗星が12月12日に地球から約0.233天文単位(3500万km)の位置を通過し、肉眼で見える明るさになると予想されています。
12月には6等級を上回り、肉眼彗星として最大4等級になる見込みです。」
先日、那須高原も初雪が降り、まだ雪は残っており、朝は氷点下の世界と思いますが、朝・夜のブラックアイスバーンを注意すれば夏タイヤでも走れると思います。
東京ではほとんど冬タイヤを使わないので、冬タイヤは持っていないのです。
前だったら、即、那須天体観測所(山小屋)へ行き、彗星の写真を撮影に行ったでしょう。
しかし今はそこまで寒さに耐える元気はないので、先日、浅草での天体撮影の困難さを書いたばかりですが、この浅草の自宅屋上から撮影できる可能性があれば挑戦したいと思っています。
彗星を撮影する機材は揃っています。
天体撮影については、撮影機材の陳腐化はあまりありません。
むしろ、先日書いたとおり、夜空環境の悪さの方が影響大ですね。
撮影条件の悪い浅草で撮影できたとしても、次のような写真になりそうです。(真ん中のボーとした映像がレナード彗星です)
このような写真でも、最悪の浅草で撮影できれば大したものです。
まりもさんより引用
あの情熱をもう一度、かな ? ― 2021年09月22日 10時56分29秒
昨日の中秋の名月(十五夜)を見ましたか?
昨日の月は満月と重なり、実に8年ぶりのことだったようです。
うちの近所のおばさんも夕方、「月が見えないね。」と話していましたが、テレビで「今日は貴重な月です。」とか、「珍しい月ですよ。」なんて放送すると、普段、見ていない人でも誰もが月を見たくなるのでしょうね。
ところが、そのおばさんに「今日と同じ条件(つまり、十五夜と満月が重なる現象)の十五夜は来年や再来年もありますよ。」と教えたところ、「な~んだ、そうなの。」という返事で、少しガッカリしたようでしたね。
私も最近は体力の衰えと共に、天体観測で徹夜をすることもなくなったし、天体観測用に那須へ山小屋を建てたにもかかわらず、今は、山小屋で夜空を見ることも少なくなりました。
その代わり、地上の自然に目を向けることが多くなりましたね。
星のことでは、口径16センチと口径25センチの天体望遠鏡を持っており、当然、星を自動的に追いかける自動追尾付きの天体望遠鏡です。
2つとも古くなりましたが、そのうち1つは昨年でしたか、NHKで放送した天文の科学ドキュメンタリー番組の中で、世界でも優秀な日本の天体望遠鏡メーカーとして紹介されていたものです。
年齢と共に、体力が続かないために方向転換することもありますが、「せっかく那須に天体観測所として山小屋をたてたのだから、再び星空を見上げることもいいな」と考えているところです。
しかし、夜空が澄んでくる冬。那須の極寒の地で、夜中にずっと暖房の無い外に出ていることは、やはりキビシイのです。
歳のせいだけではなさそうですね。(笑)
昨日の月は満月と重なり、実に8年ぶりのことだったようです。
うちの近所のおばさんも夕方、「月が見えないね。」と話していましたが、テレビで「今日は貴重な月です。」とか、「珍しい月ですよ。」なんて放送すると、普段、見ていない人でも誰もが月を見たくなるのでしょうね。
ところが、そのおばさんに「今日と同じ条件(つまり、十五夜と満月が重なる現象)の十五夜は来年や再来年もありますよ。」と教えたところ、「な~んだ、そうなの。」という返事で、少しガッカリしたようでしたね。
私も最近は体力の衰えと共に、天体観測で徹夜をすることもなくなったし、天体観測用に那須へ山小屋を建てたにもかかわらず、今は、山小屋で夜空を見ることも少なくなりました。
その代わり、地上の自然に目を向けることが多くなりましたね。
星のことでは、口径16センチと口径25センチの天体望遠鏡を持っており、当然、星を自動的に追いかける自動追尾付きの天体望遠鏡です。
2つとも古くなりましたが、そのうち1つは昨年でしたか、NHKで放送した天文の科学ドキュメンタリー番組の中で、世界でも優秀な日本の天体望遠鏡メーカーとして紹介されていたものです。
年齢と共に、体力が続かないために方向転換することもありますが、「せっかく那須に天体観測所として山小屋をたてたのだから、再び星空を見上げることもいいな」と考えているところです。
しかし、夜空が澄んでくる冬。那須の極寒の地で、夜中にずっと暖房の無い外に出ていることは、やはりキビシイのです。
歳のせいだけではなさそうですね。(笑)
キャンプの素晴らしさ ― 2021年04月06日 09時22分34秒
こういうYahoo!ニュースがありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a5497bc6bc127ea2fd4572671c9e67bf9d134c4?page=1
キャンプの楽しさを書いた記事ですね。
これらの写真は、星野写真と言いますが私も天文愛好家ですので、天体観測を目的に小さな山小屋を那須に建てました。
山小屋には口径160mmの天体カメラ(望遠鏡)なども置いてあり、いつでも天体観測ができるようになっています。
浅草にも口径250mmの天体望遠鏡がありますが、周りはマンション等に囲まれ、夜に天体望遠鏡を覗いていると、マンションの部屋を覗いているように疑われるといけないので、なかなか天体観測は出来なくなりました。
都会は何をやるにしても制約が多くなりました。
ところで、キャンプの話。
キャンプの楽しみは、このような星野写真を撮ることや、釣りを楽しんだり、木登りをしたりなど、自然に親しむことが多くあると思います。
しかし、ぼっちキャンプの放送では、キャンプに行き、ただ料理を作り、食べて帰るだけと言う内容ばかりで、変化があるのはキャンプ場が変わるだけ。
やっていることは料理を作ることだけ、という内容では何が楽しいのか、と思ってしまいます。
ぼっちキャンプの放送でも、料理以外のキャンプの楽しさを放送してもいいのではないかと思いますね。
そして、さだまさしさんには感動する歌が多いのですが、キャンプの中で、一人じっくり考えてもいいのではないでしょうか。
写真は、今日の新聞に載っていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a5497bc6bc127ea2fd4572671c9e67bf9d134c4?page=1
キャンプの楽しさを書いた記事ですね。
これらの写真は、星野写真と言いますが私も天文愛好家ですので、天体観測を目的に小さな山小屋を那須に建てました。
山小屋には口径160mmの天体カメラ(望遠鏡)なども置いてあり、いつでも天体観測ができるようになっています。
浅草にも口径250mmの天体望遠鏡がありますが、周りはマンション等に囲まれ、夜に天体望遠鏡を覗いていると、マンションの部屋を覗いているように疑われるといけないので、なかなか天体観測は出来なくなりました。
都会は何をやるにしても制約が多くなりました。
ところで、キャンプの話。
キャンプの楽しみは、このような星野写真を撮ることや、釣りを楽しんだり、木登りをしたりなど、自然に親しむことが多くあると思います。
しかし、ぼっちキャンプの放送では、キャンプに行き、ただ料理を作り、食べて帰るだけと言う内容ばかりで、変化があるのはキャンプ場が変わるだけ。
やっていることは料理を作ることだけ、という内容では何が楽しいのか、と思ってしまいます。
ぼっちキャンプの放送でも、料理以外のキャンプの楽しさを放送してもいいのではないかと思いますね。
そして、さだまさしさんには感動する歌が多いのですが、キャンプの中で、一人じっくり考えてもいいのではないでしょうか。
写真は、今日の新聞に載っていました。
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