老後、2000万円不足問題2019年06月19日 11時23分51秒

国民に信頼されていない年金制度を、長期政権である政党と官僚がデタラメに運用していたおかげで、消えた年金問題に引き続き、老後2000万円不足問題で国民の不満が噴出する状況となりました。

昨日、今日の報道で不足する金額は2000万円ではなく、3000万円という数字も出てきましたね。
いずれにしても老後、人間らしく生活するにはお金が足らないことは分かってきました。

ただ、この不足額は平均で月20万円ほど受給している厚生年金受給者の問題なのです。その不足額が2000~3000万円なのです。
それでは国民年金受給者はどうでしょうか。
国民年金の受給額は月6.5万円ほどでしょうから、約3分の1の金額しか受給できていないのです。
これは現役時代の国民年金保険料が厚生年金保険料より少なかった理由のためです。

問題は厚生年金受給者の不足額が2000~3000万円であり、これをベースに考えると、国民年金受給者の不足額は約1億円足りないことになります。
以前は会社員の生涯給与は2億円~3億円と言われていました。
今は退職した仕事を持たない人が1億円を貯めることが出来るのか、と言う問題だと思うのです。
到底、一般人には無理な話ですね。考えるだけでバカらしくなります。

この問題を解決するために合法的に現在の国民にできることは何か。
私腹を肥やさず、真に国民のためになる政治を行う政治家を選ぶことしかありません。
結局、国民(選挙民)に責任が戻ってくるのです。
天に唾する話です。
国民自身が国民主権を取り戻さないと問題は解決しません。

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