壊れたラジオを分解してみました ― 2019年06月16日 15時10分36秒
この分解したポケットラジオのデータを調べてみました。
このラジオの発売は2004年2月21日、製造中止は2011年2月24日のようです。
このラジオはAM/FM/アナログTV音声1~12チャンネルが受信できるものでした。
ところで、地デジ放送は2003年から導入され、2011年にデジタル放送への完全移行となったようです。
特に通勤時に10年以上使用したこのラジオは、アナログからデジタル放送への移行期に購入・使用したものでした。
2003年からデジタル放送が始まったとは言え、我家も含めて皆さんデジタルチューナーを購入し、変換した映像をブラウン管テレビで見ていたものでした。
我家にも使用しなくなったデジタルチューナーが2台、いまだに残っています。
放送局もしばらくはアナログとデジタル放送を同時に流すサイマル放送をしていましたが、2011年からは完全にデジタル放送に移行し、サイマル放送も無くなったように思います。
このラジオのアナログTV音声1~12チャンネル受信機能も、この時に完全に使用不能になったと思います。
それから8年間もラジオとして使っていましたが、ついにスイッチなどが機能しなくなり買い替えとなりました。
アナログからデジタルへの移行期に活躍したポケットラジオに感謝したいと思います。
新ポケットラジオもAM/FM/ワイドFM/ワンセグTV音声が受信できるものですよ。
10年以上も使用したラジオを分解しましたが、細かい配線で人がハンダ付けをして直すことはできませんね。
一昨年でしたか、天体望遠鏡の電気配線の修理をしましたが、このラジオの配線の細かさは、その比ではありませんでした。
凄い技術なんですね。今ごろ感心しています。(笑)
ラジオの表です。
ラジオの裏。
右が結構いい音が出る小型スピーカー、左が液晶板の表。
スピーカーの最初は私も現物を知っているマグネチックスピーカーでした。その後、より性能の良いダイナミックスピーカーに変わりましたが、この小型スピーカーもダイナミックスピーカーです。
小型スピーカーと液晶板の裏。
小型スピーカーと液晶板の厚さです。薄いですね。
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