「祝・ 世界文化遺産決定!!」 ですけど・・・・2018年06月30日 18時05分58秒

「長崎、天草の「潜伏キリシタン」が世界文化遺産に決定 22件目
バーレーンのマナマで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は30日、約250年続いたキリスト教禁制と独自の信仰の歴史を示す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)を世界文化遺産に登録することを決めた。
日本国内の世界遺産は昨年の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)に続き22件目。文化遺産が18件、自然遺産が4件となる。」

日本だけでなく諸外国も世界遺産登録の本音は観光収入を目的にしているんです。
でも、ほとんどが当初だけ観光客が殺到し観光収入が増えますが、次年度以降は下がる一方なのです。
最初は観光客が長蛇の列をなして長時間待っていても、今ではガラガラというところも少なくないのです。
そのうち、世界遺産に登録されたおかげで、本来の遺産として維持する経費の方が多くなり、維持費の負担に苦しむ自治体もでてきているのです。
世界遺産の目的の基本は維持・保存をすることだと思うんです。
邪道な観光収入を目的として遺産登録をしたために、観光客が少なくなると維持費に苦しむことになるのです。
これは本末転倒ですよね。

また、日本だけでなく外国でも世界遺産が多くなってくると、何処にどんな世界遺産があるのか、分からなくなりますよね。
世界遺産を知っていても数が多すぎて、また旅費もかかり過ぎて回り切れないですよ。
おのずと限度というものがありますからね。
どこまで、世界遺産登録を進めるのでしょうか。
そのうち、負担に耐えられなくなりますよ。
実際に遺産登録後に苦慮している国もありますからね。
お祝いに水を差してすみません。(笑)