「観音裏の住民」のひとりごと

女房の実家の越中・五箇山へ夏に帰省したとき、何回か叔父夫婦とお会いしました。最後にお会いしたのは５年以上も前のことだと思います。叔父さんは幼いころ大変苦労され、女房の実家のお祖父さんが養子として引き取り育てたそうです。
その叔父さんは、いつも自分の子供と同じように私を育ててくれたと、常に感謝をしていました。非常に謙虚で腰の低い方です。
私も結婚し初めてその話しを聞いたとき、話しでは聞くけど本当のことなんだと、少し驚きながらも聞いていました。
会社の役員を最後に定年となり、叔母さん（奥様）からは家庭菜園に精を出していると聞いていました。
今朝、実家からその叔母さんがガンで亡くなり、今日は通夜、明日は告別式と連絡がありました。急な知らせでしたが迷惑をかけると思い、病気のことは私たちに知らせなかったのでしょう。叔母さんも穏やかで優しい方でした。たぶん７５歳前後でしょう。
子供たちは独立し家庭を持ちましたので、後のことは心配はないと思いますが、もう少し長生きして欲しかったと思います。明日の朝、女房が兵庫県尼崎市まで向かいます。
叔母さん、ゆっくりとお休み下さい。合掌。