地方魚市場活性化のチャンス2016年09月13日 06時33分33秒

豊洲市場の土壌汚染問題。東京都の責任者の損害賠償については4千億円の建設費を賠償できるはずもないので、せめて税金負担で支払われる年金は支給を差し止めてほしいです。
豊洲市場建設費は都税とは別の中央卸売市場会計で行われていると言っていますが、この仕事を担当してきた都職員の給料は都税から支払われているはずです。東京都の仕事として担当した都職員の給料まで中央卸売市場会計から支払われているはずはありません。
したがって、都税財政に損害を与えた都職員に税金負担部分の年金を支給するという矛盾はやめて欲しいですね。
豊洲市場の今後はどうなるか分かりませんし、今後は豊洲から仕入れた魚は汚染された可能性のあるものとしての代名詞になるでしょう。
しかし、地方魚市場にとっては活性化のチャンスになります。宅配便が発達した現在、魚介類は安全な地方魚市場に集中するに違いありません。
豊洲市場は汚染問題の次は、どのように衰退を防いでいくか、が課題になります。
銀座の高級寿司店で、豊洲から仕入れた魚を食べるか、宅配便で届けられた新鮮で安全な富山県氷見のブリを食べるか、お客さんはどちらを選ぶでしょうね。