台風による千葉県停電で気になること2019年09月10日 12時29分09秒

関東としては史上最強の台風15号により千葉県で62万戸の停電が起きています。
送電線の鉄塔が2基倒れたことで復旧には時間がかかるようです。
そのようなニュースを見ながら、携帯電話の充電に殺到している人々、食料品や水をもらいにくる人々を見て、非常用品や非常食料を備蓄している家庭が少ないことを感じました。
非常用品は何も地震だけではないのです。
すべての災害に備えるのが非常用品なのです。
「自助・共助・公助」と言われますが、基本は自助であることを国が示しました。
国が全ての国民を助けることは出来ないと表明したのです。
ニュースを見て災害国・日本の行く末が心配になりました。

また、台風15号により千葉県市原市の山倉ダムにある施設「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」から出火というニュースもありました。
太陽光パネルを水面に浮かべているソーラー発電所だそうです。
これにしても、台風が来れば水に浮かべたものはダメになることは誰にも分かります。
何故、こんな簡単で壊れやすいソーラー施設を建設したのか、どのニュースも触れていませんでした。
今回の火災は、どのような理由で建設したのか、と言うことが分かれば理解できると思いましたね。

情けなし、ニッポン放送2019年09月10日 21時10分07秒

ニッポン放送足立予備送信所
いやね、先日の台風15号で千葉・木更津にあるニッポン放送送信所へ停電のため、電気が行かなくなったのです。
結果、100Kw出力の電波が停止したため、自家発電装置を稼働したのですが、自家発電装置が故障し放送電波が出なくなってしまいました。
そこで、私が那須への行き帰りに良く使う足立区の国道4号線の近くにある予備の送信所に切替えて放送をしましたが、ここは予備なので電波出力が100分の1の1Kwしかありません。
私はいつも東京スカイツリーから送信されるニッポン放送のFM放送を聞いているので支障はありませんでした。
ただ、少し離れた郊外では放送が聞こえなかったようです。

自家発電装置は災害時に放送を止めないため、送信所に設置してあるのです。
つまり、自家発電装置は災害時にしか使いません。
たまにしか使わない自家発電装置をいつでも使えるようにメンテナンスをするのですが、故障をしたと言うことは、普段のメンテナンスをやっていたのでしょうか。
これでは緊急時のバックアップに放送ができませんね。
これは報道機関として、いかがなものでしょうか。
民放は緊急放送について、緊張感を持って欲しいですね。