性善説ねぇ2016年05月19日 07時28分02秒

自動車燃費不正問題。国交省は舐められたものだね。これも最後は国交省の責任だけどね。自業自得と言うんでしょうね。
不正問題が起きると役所の人間は「規則が性善説なので取り締まれなかった」といつも言うんですよ。社会が不正なく正しく動いているなら法律なんていらないよね。
性善説のおかげで三菱自動車は数年前のリコール隠しに続いて今回の燃費不正まで起こしてしまったよね。特に前回のリコール隠しでは死者まで出てしまったんですよ。
国交省は性善説を改めなかったことで、今回はスズキ自動車まで不正な会社を増やしてしまいましたよ。
そういえば奈良市であった茶畑のすぐそばまで土砂を削り取って崖になってしまった事件がありましたね。これも奈良市は性善説で取り締まりしなかったのです。
要するに不正(犯罪)行為を未然に防ぐためには、チェックが必要なのですよ。しかし、それは仕事が増えることだから、性善説を唱えていれば仕事は増えない、つまり楽ができる(サボることができる)と言うことなんですよ。その結果、末端の市民・国民が被害を受けると言うことになるのです。
舛添問題では「猛省が必要だ」と、自分たちのことは棚に上げて何処かの政党の幹事長が言っていましたけど、地方・国家公務員や政治家にも猛省をしていただきたいですね。(怒)