「観音裏の住民」のひとりごと

いつもは遅くても４月下旬には那須へ行っているのですが、今年はお囃子の用事で、まだ、那須へ行けないでいます。残念ですよ。新緑輝く今の時期に行けなくて、この分だと６月の梅雨の時期に今年初めての那須へ行くことになりそうですよ。天文はできないけど仕方ないですね。
一番心配なのは梅雨の時期では布団が干せないことですね。洗濯物もありますが、半年以上仕舞っていた布団を日光のもとで干すのが最初の仕事なのです。まあ、山小屋は湿気がないので、カビが生えることはないのですが、初日の山小屋開きくらいは太陽が出てほしいですからね。ただ、アリとかコウロギは入り込んでいますね。山小屋はどこもそんなものなのですよ。
梅雨の時期の楽しみは、すぐ近くの沼原湿原のニッコウキスゲでしょうかね。駐車場から少し歩きますが、周辺には静かな中にカッコウなど鳥の鳴き声が響き、山吹色のニッコウキスゲが一面に咲いている姿は「素晴らしい」の一言ですね。昭和天皇もここで研究した植物誌を出版しています。
一つだけ注意すること。数年前から日本全国で熊が出没しています。目撃したことはないのですが、我が山小屋の近くにも出没したことがあります。鈴だけでなく、熊よけスプレーも必携ですね。サルに至ってはよく見かけますし、車が通っても逃げないことがありますね。他にも色々な小動物を見かけますよ。山小屋の戸袋で冬眠をしていた天然記念物のヤマネ、可愛かったなぁ。
ニッコウキスゲ以外では夜に山里に降りて楽しむホタルですね。ここ数年、見ていないのでホタルに再会したいですね。
そろそろ、那須へ行きたくなってきました。(笑)