「観音裏の住民」のひとりごと

今日、次の３件の記事を見ました。
まず、イギリスから。父母以外に６人の子供が生活保護を受けています。

「生活保護を受けながら子供6人のクリスマスプレゼントに30万円費やした母親（英）

一家の収入は週に850ポンド（約128,000円）支給されるベネフィットが頼りだ。」

イギリスでは実に月５１万円の生活保護を受けているようです。
家族の人数の違いがありますが、人数を合わせても日本ではせいぜい生活保護（生活扶助費）は半分くらいでしょう。それにイギリスは車の所有を認めているようですが、日本では認められていません。
それに次のような記事も見つけました。

「生活保護費、160億円削減＝減額幅最大5％―財務、厚労両省

政府は18日、生活保護費のうち食費や光熱費などに充てる「生活扶助」について、2018年10月から3年間で国費約160億円削減することを決めた。」

このように生活保護費予算が削減される中で、河野外務大臣が次のような要求をしたようです。
岸前外務大臣の時より、仕事が増えたのでしょうか。
それとも大臣の能力が低下したのでしょうか。

「来年の話をすると鬼が笑うかもしれないが、来年はぜひ外相の専用機を１機…

河野太郎外相は１８日の自民党外交部会で、平成３１年度予算での外相専用機の導入に意欲を示した。候補機種に米ガルフストリーム社の「６５０ＥＲ」の名前を挙げ「２０人乗りだが、（米国の）東海岸まで給油なしで行ける」と“おねだり”した。」

日本の１０００兆円を超える赤字財政が原因と思いますが、助成金や補助金と称する予算は以前から削減されています。それが生活保護費まで及んできました。
その中での河野外務大臣の専用機の要求。
かつて自民党改革を唱えていた政治家とは到底思えません。

皆さんはどう思いますか。