「観音裏の住民」のひとりごと

写真は今日の夕刊の記事です。
亡き父が良く話していました。
戦前は隅田川も綺麗で、魚も人も一緒に泳いでいたそうです。

私は浅草に生まれ育ち、私の幼い頃は隅田川がドブ川で、工場排水は流し放題、動物の死骸が流れて来たこともあります。
隅田川辺りの中学校へ通っていた当時は、川の悪臭で全校生徒の半数が鼻の病気になりました。
私もその中の１人でした。
そのため、環境汚染については自然と敏感になっていたようです。

この記事を読み、南極観測隊の人達は何も感じなかったのでしょうか。
これって、現在の南極観測隊員であれば一番気にする環境汚染だと思うのです。
その環境汚染を当時の南極観測隊員はしていたのです。
当時は、まだ許されたのでしょうか。
しかし、５０年前の私は身近に環境汚染を感じていました。
現在の感覚でも贈呈式を行うことに南極観測隊の人達は罪悪感は無いのでしょうか。

東京新聞も贈呈式を報道するなんて、非常に嘆かわしい思いです。