「観音裏の住民」のひとりごと

栃木県足利市、東京都青梅市、群馬県桐生市と森林火災が続いています。
青梅市の火災は昨日鎮火したようですが、他の２つの火災はまだ延焼しているので、必死で消火作業が続いています。

火災の原因は青梅市と桐生市が焚火、足利市も両崖山山頂での火の不始末が原因のようです。
一般的に乾燥した冬に風も吹いているときは、火が燃え広がることは常識として知っています。
その常識を守らずに焚火なとで火災を起こした場合は、単なる過失にとどまらず、重過失として損害賠償責任と刑事責任が問われます。

最近では、２０１６年１２月に起きた糸魚川市大規模火災がそうでした。
原因はラーメン店の店主が鍋を火に掛けたまま外出し出火したものでした。
出火元となった店舗の店主は新聞折り込みで詫び状を配布・謝罪しましたが、２０１７年６月２６日に新潟県警糸魚川署を通じて新潟地検高田支部へ書類送検され、同年７月３１日に在宅起訴、同年９月２７日に新潟地裁高田支部にて初公判が開かれ、禁固３年の求刑で即日結審し、１１月１５日に新潟地裁高田支部にて禁固３年・執行猶予５年の有罪判決が元店主に対して言い渡されました。
損害賠償責任は賠償能力が無いので、訴えなかったものと思います。

私の山小屋のある別荘地も数年前に別荘火災がありました。
原因は住民の失火で、別荘全焼だけで森林火災までは起きませんでした。
私の山小屋も離れていたので被害はありませんでした。
都会地ほどではありませんが、私の別荘地には消火栓も備えています。
火災が起きたら広い別荘地なので、送水ホースをいくつも繋いで放水するのだろうと思います。

冬は特に火災に注意ですね。