年金2014年06月04日 07時43分38秒

今、将来の年金財政問題でいろいろとマスコミを騒がせていますが、実際に支給してもらっている私の実感とは非常にかけ離れています。(5月20日にも書きました。) 政府は将来も現行の5割維持すると言っています。所得代替率という仮定ではなく、実際に支給してもらっている月換算の私の厚生年金でも、支給額は現役時代の25%しかありません。政府の改悪した支給条件案でも5割維持は絶対不可能です。
私は若い頃、当時と今の生活を想定し、この地域で可能な不労所得を得るための決断(賭け)をしました。失敗したら全てを失うことになるので非常に胃が痛む思いをしましたが、今になって判断が正しかったことが証明されたと感じています。つまり、完璧ではありませんが年金の補填が少しはできたのです。
政府も企業トップの人たちのお年寄りは今のままでいいでしょう。自分たちが死んでいなくなる将来のことは関係ないのですからね。しかし、この年金問題は自分の子供たちの将来の問題となるのです。それもほとんどの国民全体の問題となるのです。原発問題も先送り、日本の財政再建問題も先送り、年金問題も先送り。
最近の調査でも"若者は日本の将来に希望は持てない"と結果がでています。日本はこれでいいのでしょうか。