最大の問題に直面したリニアモーターカー建設2020年12月19日 15時58分58秒

大深度地下使用法が施行されてもう19年になるのですね。
この法律を作るにあたって国会で議論になった記憶が私にはありません。
何も問題も無くすんなり決まったような気がします。
マスコミも事実を伝えるだけでしたね。

この大深度地下使用法によりリニアモーターカー建設が始まりました。
何も承諾を必要としない法律なので、建設する東日本高速道路にとっては都合の良いことだったのです。

しかし、調布市の住宅街の土地が陥没し、原因はリニアモーターカー建設であることを認めました。
まだ、工事は分散していますが、始まったばかりです。
トンネルを掘る工事で、そこが陥没すると言うことは、ほとんどがトンネル工事のリニアモーターカー建設にとって良くないことを示唆しています。
それは、トンネル工事沿線住民による反対運動です。

調布市の陥没した住宅街では、会社側が補償することになったようですが、そのほとんどは住宅の買取要求のようです。
当たり前ですね。
土地が陥没し埋め立てたとしても、一般の不動産売買にはなりませんからね。

これから先のトンネル工事沿線住民の反対運動が懸念されますが、反対運動も至極当然のことですね。
基本的には住民に損害を与える工事は中止すべきです。
これからどうなりますかね。
工事計画は相当遅れるかも知れないですね。
最悪、工事中止も可能性は十分にありますね。

問題のレベルは異なりますが昨年でしたか、羽田空港の離発着の航空路が天候によりコースが変わりました。
今まで航空路とは縁の無かった新宿、渋谷、高輪などの上空を着陸のため低く飛ぶのです。
危険だし騒音もひどくなりますね。
それも高級住宅街と言われている上空を飛ぶのです。
これにより不動産価値も下がるかも知れないですね。

何と言いますか、リニアのトンネル工事にしても、羽田の飛行コース変更にしても、最近は降って湧いたように問題が急に表沙汰になることが多いように感じます。
浅草もそのうち何か問題が起きなければいいのですが・・・。