冬将軍の襲来2020年12月16日 14時11分06秒

本格的な冬になってきましたね。
私が若いころは、冬と言えば北国は何メートルも雪が一気に積もったものでした。
家内の実家のある越中・五箇山も昔の冬は数メートルも雪が積もりました。
このところ温暖化の影響で冬でもあまり雪の積もらない年が続いていましたが、今年の冬は本物の冬になりそうです。

今日の那須高原も雪が積もりました。
標高1000mの山小屋付近の今朝の気温は-7℃くらい。
水道管は凍結しますが、山小屋の水道管は水抜きをしてあるので破裂することはありません。

山小屋を建てたころ、年末に車で山小屋へ行きました。
途中の山道は凍結しており、雪も積もっていましたが、チェーンタイヤであれば大丈夫だと思っていたら、凍結の道路ではグリップが効かず滑るのです。ハンドル操作も効きません。

山小屋の中も安普請のため暖房を焚いても寒かったですね。
準備不足もあり、これでは山小屋で過ごすのも大変と言うことで、翌朝、帰宅しようとしたら、今度は車のエンジンがかからないのです。
バッテリー電源容量も十分でしたが、一夜の寒さでバッテリーが上がってしまったのです。
回りには別荘に来ている人はいません。
管理事務所に連絡できても、トラクターのようなごついタイヤの大型車でないと山小屋までは行けません。
バッテリーの電気が回復するまで数時間待ち、満を持してエンジンを掛けたところ、エンジンはやっと掛かりました。

大変な経験でした。
これ以来、冬の山小屋へは行っていません。
冬の山道の怖さも知りました。
しかし、スキーなど好きな人達でしょうか、雪の積もる冬山に車で来る人もいるんですね。
それ相当の冬の知識があり、それに備えて来るのでしょうね。
大したものですね。(笑)