自分で考えなくてはいけないことなのだけど・・・2020年09月04日 17時46分39秒

台風10号が沖縄から九州に近づいていますね。
そうなるとマスコミは緊急時に必要な非常用品について周知します。
内容は毎年同じ。同じことの繰り返しです。
非常時の備蓄品である食料については、1人7日分を準備するように国や自治体から指示されています。
食料以外の着替えや衣料品、コップから歯ブラシまで、1人分と言えども相当な量になります。
これらを避難所へ持って行くのは不可能です。
結局、急いで避難するために着の身着のままで避難所へ逃げていくのだと思います。
だから、必要なものは後から家へ取りに行くしかないのです。

家での備蓄品の保管場所も注意が必要です。
出し入れや取り出しが簡単に出来るから、外の物置に保管したり、家の玄関先に保管したり。
しかし、洪水や地震で家が潰されたら、せっかくの備蓄品は使えません。

何と言うか、国や自治体やマスコミは、備蓄することばかり勧めて、地震や台風や水害などの災害について、一番安全で最適な保管場所について指導することはほとんど無いように感じます。
これでは、各家庭で蓄えた備蓄品はムダになるし、ムダになった分を国や自治体が余計に出さなくてはならなくなります。
巨大なフードロスです。

多くの家庭で備蓄した食料がムダになることを考えると、何か有効な保管方法はないものかと思います。