ライフラインの死角2020年05月05日 10時43分11秒

昨日の夜22時07分ごろ、携帯電話が急に激しく大きな音を鳴らしました。
緊急地震速報です。
震源地は千葉県北東部、最大震度は4でした。
地震が治まって、携帯で地震の情報を見ようとしたら全くネットに繋がらないのです。
パソコンはどうかと思いましたが、やはり繋がりませんでした。
我家の中はWi-Fiで繋いでいるので、Wi-Fiが地震で故障したかと調べ、接続し直してもネットには繋がりませんでした。
夜も遅かったので、また明日調べようと寝たのですが、寝る間際になって携帯がネットに繋がりました。

「一体何だったのだろう」
良く考えてみると、携帯もパソコンもWi-Fiのアンテナは立っていました。
でも、ネットには繋がらなかったのです。
Wi-Fiのアンテナは立っていても、Wi-Fiの別の個所が故障したのかも知れないと見過ごしていたのです。
とにかく、自分の携帯かWi-Fi機器が悪いと、頭から思い込んでいました。

これでネットが繋がらない経験は2回目です。
両方とも同じ携帯電話会社でした。
結論から先に言うと、前回も今回も携帯電話会社の無線中継所の故障が原因でした。
昨日の場合は地震の直後だったので、それが影響したのではないかと考えています。

各社とも無線中継所の場所はセキュリティーのため秘密にされていますが、ネットユーザーには無線中継所が故障したことさえ知らされていません。
これは変ですね。
今や、インターネットはライフラインです。
電気・ガス・上下水道・電車や道路など、ライフラインは数多くありますが、仕事でも使うインターネット回線もライフラインのはずです。
それでも、テレビやラジオ等でインターネット回線故障の告知をしていないようです。
少なくとも私は見聞きしたことがありません。

1回目のネット回線の故障は、那須の山小屋にいた時でした。
それが下界に下りた時、ネット回線が繋がったので、携帯電話会社へ聞いたところ、山小屋付近をカバーする無線中継所が故障したことを認めました。
携帯電話会社、自らは公表していないということも話していました。

今回の故障も後からネットニュースに小さい扱いで載っていたのを見つけたから分かったのです。
今回は全国に及んだ故障だったのです。

「ソフトバンク光 広範囲で通信障害か 情報相次ぐ
                     2020年5月4日 22時27分 NewsDigest
国内の広範囲でソフトバンク光の回線が接続できないとの情報が相次ぐ。通信障害か。 (JX通信社/FASTALERT)」

無線中継所の場所は秘密にされていますが、今回の地震の直後に起きた故障から想定すると、震源地周辺に無線中継所があることを想像させます。

いずれにしても、インターネット回線の故障は、速やかにテレビ・ラジオ等で公表すべきと思いますし、要求したいですね。

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