「観音裏の住民」のひとりごと

常に後手後手にまわっている新型コロナウィルスの基本方針を政府がやっと出しました。
しかし、それは具体性が無く、判断を国民にゆだねているという曖昧な方針でした。

ところで今日はそういう話ではなく、イベントの中止という話です。
昨日、NHKもNHK大阪ホールで、無観客の「うたコン」を生放送しました。
日本テレビの「笑点」も無観客で収録するそうです。
これらだけでなく、スポーツイベントやコンサートなども中止になっています。
そして、ある古参IOC委員が５月末までには東京オリンピックを開催するか、中止にするか、判断する期限だと発言しました。

スポーツイベントやコンサート、またはオリンピックにしても、まだまだ観客が数万人程度の話です。
もっと巨大なイベントが５月に開催されるのです。
少なく見積もっても３日間で１５０万人は集まるイベント。
それは「浅草三社祭」です。
平均をとっても１日で５０万人です。
その人たちが狭い浅草に集まるのです。
それも祭ですから、過度に人々が密着するのです。
祭とはどの祭でも、そういうものです。

直近で三社祭が中止されたのは、東日本大震災があった９年前でした。
今回も伝染病の影響で、三社祭を開催するか、中止にするか、検討されているに違いありません。
今年の神田祭は陰祭ですが浅草と神田でどうするか、意見交換をしていることでしょう。

政府の専門家会議で出た「今後、１～２週間が拡大か、終息かの瀬戸際」ということで、この結果を見て三社祭も判断するのでしょうか。