「観音裏の住民」のひとりごと

最後の最後まで気は抜けませんね。
気が抜けていたのは、裁判所、検察、弁護士だけでしょうかねぇ。

こんな重大事件にも関わらず、大晦日のバラエティー番組だらけでニュースが少なすぎる。(怒)
これを聞いて、保釈を許可した裁判所や起訴した検察や被告の弁護士、いずれもゴーン被告の動向を監視していなかったことが明らかになりました。
他国においては保釈した被告が逃げられないようにGPS装置を装着する国もあるのです。
そして、犯罪人引き渡し条約を日本はアメリカと韓国しか結んでいません。
今回のように条約が無いと、相手国と交渉になりますが、引渡しは難しいようです。
それも引渡しは刑事犯だけなのです。
ゴーン被告が会見で、"政治的迫害を受けた"とか、"人権無視"とか言っているのは、刑事犯にもかかわらず、"自分は政治犯である"と主張することにより、引渡しを逃れようとする小細工なのです。

相手国との引渡し交渉は難しいようです。
ただ、国外へ逃亡した以上、時効は停止になり、日本はゴーン被告を一生追い続けることになります。
ゴーン被告は気を休めることは出来ません。

第７０回紅白歌合戦、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが審査員として出ていました。
しかし、あの笑顔の素晴らしい吉野さんの笑顔が紅白では見えませんでした。
当たり前ですね。
７０代の吉野さんが今の若い人たちの歌など聞いたこともないだろうし、歌から感動を貰うなどと言うことはないでしょうからね。
訳のわからない、歌詞の意味も分からない歌を評価する審査員など、吉野さんや私にとっても無理難題すぎますね。
テレビに映る吉野さんの困惑した表情に同情しましたね。
ＮＨＫ担当者は、誰でも偉い人を呼べばいいと言う意識は捨てて欲しいと思いますよ。
考えが短絡的すぎますよ。
呼ばれた人にとっては迷惑千万ですよ。
訳の分からん歌を、どのように採点すれば良いのでしょうか。