浅草で商売は難しい2019年12月13日 08時26分19秒

オープン当時
浅草六区にある「まるごとにっぽん」が来年11月に営業を終了するそうです。5年間の営業でした。
2015年12月の開店当時は、「仲見世から六区へ人の流れを変える」と、頑張っていましたが、人の流れは変わらず債務超過が続いていたようです。
私も江戸っ子として地元浅草の観音様界隈を見てきた感想としては、浅草で安泰なところは雷門周辺の雷門通りの狭い地域、それと仲見世と付随する仲見世の狭い裏通り、それとデパート松屋(浅草駅)から六区へ続く新仲見世通り程度のものですね。
この地域から外れると観光客相手の商売は非常に難しいと思います。
要するに、時間制限のある観光客は、この地域しか回らないのです。
観光客相手の商売は浅草ではあっても、場所はどこでも良い訳ではありません。
私は何軒も店が変わるのを見てきました。
「まるごとにっぽん」にしても、条件の良い1階に店を出していた鮮魚店がしばらくして店を閉めてしまいました。
観光客の流れは変わっていなかったので、「やはり、浅草での商売は難しい」ことを再認識したものでした。

地元の人間としても、あまり「まるごとにっぽん」へ行きませんでしたね。
売り物に目玉商品が無かったのです。
酒の好きな私であれば、「あの地方の高級な酒がこんなに安く売っている」と、言うようなお客を引き付ける目玉が無かったのです。
素人の私が言うのも何ですが、「まるごとにっぽん」はテナントなんですね。
テナントは自分の商売のことは考えても、観光客を「まるごとにっぽん」へ誘導するということは考えないと思うのです。
昔から言われていますが、箱(建物、ハード)だけ作って、ソフトが無ければダメだと思いますね。