ヒグマ駆除2019年08月17日 09時59分43秒

今日の朝、洗濯物を干している時に、いつもは温風なのに今朝は涼風を感じましたよ。
秋が着実に近づいていますね。

ところで、
「住宅街に連日出没したヒグマを駆除した札幌市に対し、道内外から300件以上の意見が寄せられています。その多くが、ヒグマを駆除した対応に対し批判的な内容だということです。
札幌市南区の住宅街では今月3日から連日ヒグマが出没し、家庭菜園を荒らす被害も出ていたことから、市は猟友会に依頼して、14日、ヒグマを猟銃で駆除しました。
これに対し、札幌市は「ヒグマが人に慣れてきて住民が襲われる危険があった。麻酔では効果が出るまでの間、興奮して暴れてけが人がでるおそれもあり、駆除の判断をした。今後、電気柵を設置するなどヒグマを駆除しなくてもいいような対策を進める」としています。」

昔はこの場所に人は住んでいなかったのでしょうね。
他の地方でも同じですが、人が新たに住むためには山の森林を伐採・開発し住宅街を作るのでしょう。
人の住む地域は広がりますが、今まで住んでいた動物の地域は狭まります。
この結果、山の果実など餌が少なくなり、おまけに住宅街のゴミ置場には美味しい食べ物が捨てられているとなれば、ヒグマは山よりも住宅街に食べ物を探しに来るのもヒグマからすれば当然です。
国土の広いアメリカと言えども、住宅地開発は基本的には日本と同じです。
私にはどちらが正しいとか悪いとかは判断しかねますが、私も普段はクマには会うことも無い浅草に住んでいますが、時々行く那須の山小屋では色々な動物に会います。
鹿、サル、キツネ、野ウサギ、ヤマネなどですね。
本州はツキノワグマですが、ツキノワグマも黒磯駅や道の駅、観光牧場周辺や住宅街にも出没しています。
私は幸いにしてツキノワグマには遭遇していませんが、当然のこと山小屋の近くには「熊の出没注意」の看板が立てられています。
したがって、山小屋工事の時も必ずラジオ等の音声や熊除けスプレーは近くに置いています。
住宅街に熊が出るということは、住民の命が狙われるという危険もあるのです。
北海道のヒグマは本州のツキノワグマより2倍近く大きい熊ですから、本州の住民より危険性が高いと思います。

難しいことですが、熊と住民との住み分けをどのようにするか、との問題ですが、なかなか妙案は浮かびません。

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