結局、予知はできない2018年01月23日 16時39分37秒

本白根山噴火
報道のとおり、本白根山の鏡池付近で午前9時59分ころ火山噴火がありました。
訓練をしていた自衛隊員1名が噴石により死亡し、他の隊員も重傷だそうです。負傷者も多数に上りました。
ロープウェイも止まり、頂上には78名の人が残され、自衛隊や消防等による救助を待っています。
3年前の御嶽山の噴火の時と同じに、今回も結局予知は出来ませんでした。むしろ何処で噴火が起きるのか分からない、と言う方が正しいのかもしれません。
噴火が起きるたびに那須の山小屋のことを考えます。茶臼岳から山小屋までは直線距離で約4Kmあります。噴火場所によっては噴石が山小屋まで届く可能性もあります。
相当な破壊力のある噴石から身を守るにはヘルメットなどの装備品以外に頑丈なシェルターの必要性も感じます。
今年、外壁補修とウッドデッキ補修工事を行います。ウッドデッキは斜面に作るのでデッキの下に空間が出来ます。この空間を利用してデッキ下に緊急時のシェルターを作ってもいいな、と今、考えが浮かびました。
御嶽山噴火を教訓に内閣府(防災担当)が発行した「活火山における退避壕等の充実に向けた手引き」にある「パラ系アラミド繊維 デュポン™ケブラー®を使用した織物シート」をウッドデッキに張るのです。これは熱にも強く噴石で破れることもありません。実験済みです。
㎡当たり1万円らしいですが、命が守られるなら安いかも知れません。
今年はシェルターを含むウッドデッキ製作を考えようと思います。