「観音裏の住民」のひとりごと

“中核派”大坂正明容疑者逮捕か、渋谷暴動事件で指名手配

　４６年前に東京で警察官を殺害したとして指名手配されている過激派組織「中核派」の大坂正明容疑者とみられる男が、先週、大阪府警に逮捕されていたことがわかりました。

◇渋谷暴動事件
　１９７１年１１月１４日、沖縄返還協定の批准阻止を訴える過激派の学生ら約５０００人が渋谷駅周辺で起こした暴動事件。中核派は数百人の活動家を動員し、機動隊に火炎瓶を投げつけ、鉄パイプで殴りかかり、派出所や路上の車を炎上させた。中核派の部隊から襲撃された中村恒雄巡査（当時２１歳）が死亡。３００人以上の学生らが逮捕された。

今日のニュースで伝えられた渋谷暴動事件。１９７１年(昭和４６年)は私が４月に会社に就職した年でした。会社はこの事件現場の目と鼻の先にありました。しかしながら、私はこの事件をあまり覚えていません。
当時、私と年齢が近い警察官が亡くなったことは、おぼろげながら覚えていますが、その３か月後に浅間山荘事件が起きるなど、渋谷暴動事件以上の大事件が起き、記憶が薄れていたのかも知れません。
この時代は学生紛争や体制と対立する事件が数多く起きました。だからあまり記憶になかったのかも知れません。
犯人逮捕まで４６年かかりました。ご遺族の無念も早く晴らされると良いと思います。