「観音裏の住民」のひとりごと

原発事故が起きる前までは、春になれば山小屋の周辺にあるタラの芽やふきのとうを、秋になれば小さな山栗を取って食べたものだけど、原発事故後は放射性物質が付いている可能性もあり食べていませんよ。山の幸を気軽に食べられなくなったことは残念だけど、暖かくなったら都会ではできない山の仕事をやることも楽しみなのですよ。
小屋の補修にしても草刈りにしても大工道具などの騒音が出るので都会ではなかなかできないけど、山で誰にも気兼ねなく作業が出来ることの幸せもあるんですよ。山は都会と比較したら不便だけど(一番近いコンビニは10ｋｍ、大型スーパーは25ｋｍ離れているね。笑）、逆に都会で出来ないことが出来るんだよ。それが幸せでもあし、魅力でもあるんだよね。